2022年11月の記事一覧
相座 豊先生 教育講演会(利尻富士町PTA連合会)
とても感動的な講演会でした。相座先生のやわらかくて優しい口調。どんどん話の中に引き込まれていきました。気が付くと時間を忘れ、感動して目頭が熱くなりました。まわりには、涙を拭う方もいました。
『「人育ち」を応援する~まちがえても、叱られても大丈夫~』を演題に、自己紹介、中頓別町の紹介、私たちが過ごした昔の時代・現在・未来の社会情勢の違い、昔の授業内容とこれから求められる授業内容、中頓別町認定こども園での幼児の様子、ご自身の子育てについて、息子さんとおじいさんとのエピソード等をお話しされました。
「命令は思考停止をさせるので、子どもと一緒に考えあう姿勢が大事。」「選択肢を増やすために多様な経験をさせる。」「ゆっくり大きくなりなさい。」が、印象的な言葉でした。
もっと聞きたい!また聞きたい!そんな素晴らしい講演会でした。相座先生、本当にありがとうございました。参加された皆さん、明日からも共に力を合わせて子どもたちのために取り組んでいきましょう。
クラブ活動
特別活動には「学級活動」、「児童会活動」、「クラブ活動」、「学校行事」があります。学習指導要領では、クラブ活動の目標として「異年齢の児童同士で協力し、共通の興味・関心を追求する集団活動の計画を立てて運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、個性の伸長を図りながら、特別活動の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」となっています。
本校では、①集団の一員として協力し、よりよいクラブづくりに参画しようとする自主的・実践的な態度を育てる。②活動に興味を持ち、個性の伸長を図る。の2つをねらいとして実施しています。
4年生以上を対象にアンケートをとり、『スポーツ』『イラスト・まんが』『室内ゲーム』『ものづくり』の4つのクラブ活動をおこなうことになりました。それぞれ、楽しみながら活動をおこなっていました。
開校記念日
明治22年(1889年)11月3日、利尻小学校鴛泊分校として本校が開校しました。今日で133歳(133周年)になりました。
私が今までに赴任した学校(中学校ですが…)の開校記念日は、すべて5月でした。11月に開校記念日であることの斬新さと「文化の日」と「開校記念日」が同じ日なので、休日が1日少ないことに対して残念さを感じることもあります。
11月3日は、もともと明治天皇誕生日にあたり、当時から祝日だったようです。その後、第二次世界大戦等を経て、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という「文化の日」となりました。「文化の日」には「再び戦争を起こさない平和な世の中にしよう」という意図が込められたものだとも言われています。
鴛泊小学校の開校にご尽力をされた先人の方々、明治・大正・昭和・平成・令和の133年間に鴛泊小学校の教育に携わった皆様に敬意を表します。そして明日からの教育活動にしっかり取り組んでいこうとあらためて決意しました。
【大正3年頃の校舎(写真の説明より)】
明治時代の数回にわたる増築により、当時の校舎は、新旧年代の異なる建築の複雑な様相を現していた。
この時代、在学する児童生徒数は、尋常科だけで二百六十三名に達していたが、実際に就学していた児童は二百二十名であった。
高等科は、三ヶ年が制度化されていて、就学する生徒も年々向上し、児童数に近づいていた。(欠席する生徒多し)
この年、第一次世界大戦がはじまり、一時的な好況に続く世界不況のため、校舎は勿論のこと、教具、児童生徒のようすを見ても新しいものが見られなかったが、国語、算数、体育など基本をしっかり学んでいた時代であった。
感染症対策改善セミナーを受けて
本日、北海道教育委員会主催の「学校の感染症対策改善セミナー」が本校で開催されました。これは、「今後の様々な感染症への備えとして、長期的な視点から『感染症に強い学校』の定着を図る」ことを目的に、感染症対策の専門家から対策のアドバイスをいただく事業です。
感染症対策の専門家として、札幌医科大学 医学部 感染制御・臨床検査医学講座 教授 髙橋 聡氏をはじめ、北海道庁の感染症対策課や北海道教育委員会の学校のコロナ対策チームの方々をお招きし、本校の感染対策についてのアドバイスや、新しい感染症対策についてご教示いただきました。
校内を回って感染対策の様子をみていただきましたが、「換気の仕方」や「手指消毒等の手立て」、「パーテーションを使用しての給食や授業」等、学校の対策について「これ以上はないぐらい良いです!」と言っていただけました。
今後も、いただいたアドバイスや学んだことを生かして、子どもたちがより、安全・安心に通える学校づくりを進めていきます。
重さをはかって表そう(3年 算数)
自作の天びんを使って、いろいろな文房具の重さを比べました。昨日は、文房具どうしを比べたところ、一番重い文房具は、コンパスとコンパスケースが同じくらいの重さでした。
今日は、赤いコイン型の積み木(通称「激辛クッキー」)を使って、枚数で重さを比べました。昨日、一番重いと思われたコンパスとコンパスケースは、どちらも激辛クッキー15枚分ということが分かりました。
次の時間は、1円玉を使って重さを調べる予定です。