2022年11月の記事一覧
空からの冬の便り
今年は雪が降るのが遅いと思っていたらそれを取り返すような降雪でした。
ですが鴛小の子供たちは元気に活動しています!
来年度に向けヘチマの片づけをする4年生たち
「日刊宗谷」に掲載
11月25日(金)の「日刊宗谷」(宗谷新聞社)宗谷郡部版に、本校の記事が写真入りで掲載されました。道教委主催の「子どもの心に響く道徳教育推進事業」で実施したヌキタ・ロフィスド 代表・フードディレクターの貫田桂一シェフによる全校道徳の授業の様子です。
日刊宗谷(宗谷新聞社)の許可を頂いて、ブログで紹介しています。どうもありがとうございました。
高齢者施設等の従事者等に対する集中的検査 第2弾
北海道が実施している新型コロナウイルス感染拡大防止の「集中的検査」の第2弾を今日から実施しています。
今回の検査から週2回、実施することとなり、本校の教職員は月曜日と木曜日におこないます。11回分の検査キットが支給され、年末年始の感染拡大防止に役立てたいと考えています。
保護者の皆様におかれましても日頃の健康観察と感染予防対策にあらためて努めて頂きますよう、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。
土曜授業(5・6年)
学校閉鎖や学年閉鎖の影響で、授業時数がギリギリになっている5・6年生。「授業時数の確保」と「オンライン授業等による学習の未定着」を改善するために土曜授業(午前中)を実施しました。
暴風警報と雷注意報のため、1時間遅れで登校し、授業を行いました。他の学年がいない静かな校舎でしたが、5・6年生の授業に対する真剣さが伝わってきました。
12月10日(土)も土曜授業(午前中)を行い、冬休み前までにトータルで11時間増を計画しています。今後、吹雪などで臨時休校になった場合も約2日分、余裕を持つことができます。
【嬉しかったこと】
(1)暴風の影響で、玄関前に落ち葉がたくさん吹き溜まっていました。ほうきで掃き取っていると、早く登校した6年生の男子が一緒に掃除を手伝ってくれました。
(2)学級担任をしていると、普段、他の先生の授業を参観して学ぶことができません。週休日にもかかわらず、学校に来て授業を参観し、指導方法を学んでいる先生方が何人もいました。
鴛泊小学校って、本当にすてきな学校だなと実感しました。
集団下校訓練
今年度2回目の集団下校訓練を行いました。「吹雪など天候が悪いときや不審者情報が出た際に安全に下校できるようになる。」ことを目的に実施しています。
幸いなことに、昨年度から一度も集団で下校するようなことはありませんでした。でも万が一に備えて、危機管理と危機回避の力を身に付けなければなりません。今日の集団下校訓練では、いつも通りに一人一人が真剣に取り組むことができました。
集団下校が困難な場合には、保護者の方にお迎えに来て頂く場合も想定されます。その際には、ご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。
11月24日は「和食の日」
今日は「和食の日」で、和食文化を守っていくこと(未来に残していくこと)の大切さを考える日です。給食時間に出汁(だし)が感じられる汁物を味わうために「豆腐のすまし汁」が提供されました。
「だしで味わう和食の日」とされ、昨年度は全国13,318ヶ所、役310万人が参加した取り組みだそうです。
小笠原栄養教諭が作成した音声入りのパワーポイントを見ながら給食を食べて、食育の学習をしました。
分数を使った大きさの表し方を調べよう(3年 算数)
少し見づらいと思いますが、この問題の答えはわかりますか?
3年生は、仲間と力を合わせてこの問題の解決にのぞみました。
㋐3/2m ㋑3/4m は、答えが出せました。
しかし、この問題の難しいところは、「分数で表しましょう。」です。
㋐2mの3/4の長さ
㋑2mの3/8の長さ
も正解のようです。
「あぁ!」「わかった!」などの声が、教室内でたくさん聞くことができました。
きつねの窓(6年 国語)
登場人物の相互の関係や心情などについて、本文に書かれてある描写から読み取る学習をしています。文章をもとに、なぜそのように考えたのか?(読み取ったのか?)を交流しながら、学習を深めていきました。
意見が述べられると「あぁ、そっか!」「同じだ!」「でも…」など、一人一人が物語の中に入り込み、深く考えていました。
この単元が終わった後、さらなる6年生の成長が楽しみです。
フードディレクター 貫田 桂一氏をお招きして(子どもの心に響く道徳教育推進事業)
北海道教育委員会が主催する「子どもの心に響く道徳教育推進事業」で、フードディレクターである貫田 桂一(ぬきた けいいち)シェフをお招きして、全校道徳の授業を行いました。
利尻の食材(コンブ、ウニ、ホッケなど)がどうして美味しいのか?道徳と正義と食育について、テストの点数が良くなる食事、夜8時過ぎに食べるとダメな食べ物など、楽しく教えて頂きました。
余談ですが、1個1,000円のアワビを貫田シェフが調理すると5,000円になるそうです。機会があれば、ぜひ食べてみたい一品です。
あきのたからものランド(1年 生活)
鴛泊保育所の園児13名をお招きして、「あきのたからものランド」を3時間目に開催しました。はじめは緊張していた1年生でしたが、園児たちと触れ合う中でお兄さん・お姉さんらしくリードする姿が見られ、とても頼もしく感じられました。
小学校に来てくれた園児たちも楽しいひとときを過ごしてくれたようです。
PTA三役会
11月17日(木) 18:30から本校の校長室で、PTA三役会がおこなわれました。山中PTA会長の司会のもと、事務局より協議事項が提案されました。
(1)町P連主催 教育講演会の感想交流
「そんな考え方もあるんだなぁと思った。」「経験させることが大事だとわかった。」「怒ってばっかりだから褒めることも必要だと感じた。」等々、ざっくばらんに感想が交流されました。
(2)学校の教育活動について
4月に6年生がおこなった全国学力・学習状況調査の結果から、子どもたちの良さと課題を焦点化しました。良さは「基本的生活習慣がしっかりしている。」「家庭学習に毎日取り組んでいる。(目安の時間以上に取り組む児童が多くいる)」「長時間ゲームをする児童が少ない。(全くゲームしない児童もいる)」等々。課題は「自分で考え、自分の言葉で表現する力」「要点を踏まえて読み解く力」があげられました。
(3)今後のPTA活動について
①2月に開催予定の「寒歓まつり」の参加について
②来年度の役員体制について
③PTA学年費の執行について
PTA三役の皆さん、お仕事で疲れている中、学校まで足を運び、貴重なご意見をたくさん頂き、誠にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。
すけるん たんじょう(2年 図工)
プラスチックの薄い透明板を丸めたり、折り曲げたり、ひねったりしながら形を組み合わせて、立体的な作品を制作してます。セロテープや透明ピンでとめたり、モールを通して固定したりしました。色を塗って鮮やかに仕上げる児童もいました。
この作品は、11月19日(土)~23日(水)9:00~20:00 交流促進施設りぷら で開催される「利尻富士町子ども作品展」に出展する予定です。皆さん、お誘いあわせの上、ご覧いただきますようお願い致します。
読み聞かせ(文化委員会)
朝活動の時間を使って、児童会文化委員会で企画した「読み聞かせ」がおこなわれました。
文化委員会の「読み聞かせ」担当者が二人一組となって、1・2・3年生の教室でそれぞれ絵本の読み聞かせをおこないました。絵本を読んでもらった1年生から3年生は、真剣に耳を傾け、絵本の世界に入り込んでいました。
読み聞かせをおこなった文化委員は、少し緊張しながらも練習通りに、はっきりと大きな声で絵本を読むことができました。朝から心あたたまるひと時になりました。
また、北海道教育委員会では「家読(うちどく)のススメ~子どもと一緒に読書を楽しみませんか~」のリーフレットを作成し、家庭での読書の推奨をしています。ぜひ、参考にしてみて下さい。
「手あらい名人になろう」(1年 学級活動)
養護教諭が1年生を対象に、手洗いについての学習をおこないました。「どこに汚れが残りやすいのか気づき、正しい手の洗い方を身に付け、毎日の生活にいかすことができる」ことをねらいとして授業を進めました。
「どんなときに手を洗うのか?」「手が汚れているとどうなるだろう?」を考え、発表しました。その後、普段通りに手を洗ってもらうと、あまりきれいになっていないことがわかりました。正しい手の洗い方を学び、実践すると、きれいになることが確認できました。
給食指導と食育の授業(5年 学級活動)
栄養教諭の小笠原先生をお招きして、5年生の給食指導と食育の授業をおこないました。食育の授業では、1日に必要な野菜の量、野菜に含まれる栄養素の働きや重要性について学習しました。
淡色野菜230g、緑黄色野菜120g、合計350gが1日に必要な野菜の量(大人)だそうです。結構な量を食べなければならいないことがわかりました。野菜を加熱すると食べやすくなりますが、ビタミンCが少なくなることも学びました。
【給食指導】
【食育の授業】
校内授業研究 学校教育指導訪問(二次訪問)
北海道教育庁宗谷教育局 教育支援課長の千代隆志 様をお招きして、学校教育指導訪問と校内授業研究をおこないました。
午前中に全学級の授業を見て頂き、5時間目に2年生の国語「ないた赤鬼」の研究授業、放課後に研究協議をおこないました。
千代課長様からは、鴛泊小学校の教育活動や先生方・子どもたちの頑張りについて、高い評価を頂きました。また最後に、さらに授業力を向上させるポイントをご助言して頂きました。
お忙しい中、鴛泊小学校にお越し頂いて、先生方を激励して下さり、本当にありがとうございました。
保健室前廊下の掲示物
子どもたちが自分自身の健康や安全について興味・関心を持ち、自ら学ぶことができるように、養護教諭が掲示物を作成し、定期的に保健室前の廊下に掲示しています。
今回のテーマは、「心を大切に」。体調が悪い原因は、体なのか?心なのか?
もやもやした時はどうする?先生方のストレス解消法を紹介しています。
子どもたちには、心も体も、常に元気でいて欲しいと願っています。
マット運動(4年 体育)
4年生は、体育でマット運動をおこなっています。前転、開脚前転、倒立前転、跳び前転、開脚後転、伸膝後転、側転、ロンダードなどの練習をした後、連続技に挑戦しました。
技と技のつなぎを綺麗に、なめらかにすることに気を付けながら練習をしました。マット運動が得意な児童も苦手な児童も意欲的に取り組んでいたのが印象的でした。
活動委員会
特別活動の「児童会活動」として活動委員会をおこなっています。「異年齢同士で協力し、学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、特別活動の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」と、学習指導要領に記載されています。
本校でも4年生以上が、児童会書記局、放送委員会、文化委員会、保健体育委員会にわかれて活動を進めています。子どもたちのアイディアを実現させながら、より充実した学校生活になるように期待しています。
全校朝会と利尻高等学校 公開授業週間
【全校朝会】
1時間目が始まる前に全校朝会をおこないました。今日の全校朝会は、2学期の学級目標の中間総括を発表しました。各学年の代表者がステージに上り、学習面と生活面の目標の成果と課題を発表し、残り2か月で課題が改善できるように手立てを発表しました。
2学期終業式まで、全員が健康でみんな仲良く過ごして欲しいと思います。
【利尻高等学校 公開授業週間】
全校朝会終了後、利尻高校へ行ってきました。今日から11日(金)まで公開授業週間をおこなっています。
高校の授業を参観するのは実に4~5年ぶりで、利尻高校の授業を参観するのは初めてでした。どの学年・クラスも熱心に指導されている先生方と、集中して授業にのぞんている高校生の皆さんがとても印象的でした。
公開授業週間を機会に、保護者や地域の皆さんも利尻高校の授業を参観してみてはいかがですか。
相座 豊先生 教育講演会(利尻富士町PTA連合会)
とても感動的な講演会でした。相座先生のやわらかくて優しい口調。どんどん話の中に引き込まれていきました。気が付くと時間を忘れ、感動して目頭が熱くなりました。まわりには、涙を拭う方もいました。
『「人育ち」を応援する~まちがえても、叱られても大丈夫~』を演題に、自己紹介、中頓別町の紹介、私たちが過ごした昔の時代・現在・未来の社会情勢の違い、昔の授業内容とこれから求められる授業内容、中頓別町認定こども園での幼児の様子、ご自身の子育てについて、息子さんとおじいさんとのエピソード等をお話しされました。
「命令は思考停止をさせるので、子どもと一緒に考えあう姿勢が大事。」「選択肢を増やすために多様な経験をさせる。」「ゆっくり大きくなりなさい。」が、印象的な言葉でした。
もっと聞きたい!また聞きたい!そんな素晴らしい講演会でした。相座先生、本当にありがとうございました。参加された皆さん、明日からも共に力を合わせて子どもたちのために取り組んでいきましょう。
クラブ活動
特別活動には「学級活動」、「児童会活動」、「クラブ活動」、「学校行事」があります。学習指導要領では、クラブ活動の目標として「異年齢の児童同士で協力し、共通の興味・関心を追求する集団活動の計画を立てて運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、個性の伸長を図りながら、特別活動の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」となっています。
本校では、①集団の一員として協力し、よりよいクラブづくりに参画しようとする自主的・実践的な態度を育てる。②活動に興味を持ち、個性の伸長を図る。の2つをねらいとして実施しています。
4年生以上を対象にアンケートをとり、『スポーツ』『イラスト・まんが』『室内ゲーム』『ものづくり』の4つのクラブ活動をおこなうことになりました。それぞれ、楽しみながら活動をおこなっていました。
開校記念日
明治22年(1889年)11月3日、利尻小学校鴛泊分校として本校が開校しました。今日で133歳(133周年)になりました。
私が今までに赴任した学校(中学校ですが…)の開校記念日は、すべて5月でした。11月に開校記念日であることの斬新さと「文化の日」と「開校記念日」が同じ日なので、休日が1日少ないことに対して残念さを感じることもあります。
11月3日は、もともと明治天皇誕生日にあたり、当時から祝日だったようです。その後、第二次世界大戦等を経て、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という「文化の日」となりました。「文化の日」には「再び戦争を起こさない平和な世の中にしよう」という意図が込められたものだとも言われています。
鴛泊小学校の開校にご尽力をされた先人の方々、明治・大正・昭和・平成・令和の133年間に鴛泊小学校の教育に携わった皆様に敬意を表します。そして明日からの教育活動にしっかり取り組んでいこうとあらためて決意しました。
【大正3年頃の校舎(写真の説明より)】
明治時代の数回にわたる増築により、当時の校舎は、新旧年代の異なる建築の複雑な様相を現していた。
この時代、在学する児童生徒数は、尋常科だけで二百六十三名に達していたが、実際に就学していた児童は二百二十名であった。
高等科は、三ヶ年が制度化されていて、就学する生徒も年々向上し、児童数に近づいていた。(欠席する生徒多し)
この年、第一次世界大戦がはじまり、一時的な好況に続く世界不況のため、校舎は勿論のこと、教具、児童生徒のようすを見ても新しいものが見られなかったが、国語、算数、体育など基本をしっかり学んでいた時代であった。
感染症対策改善セミナーを受けて
本日、北海道教育委員会主催の「学校の感染症対策改善セミナー」が本校で開催されました。これは、「今後の様々な感染症への備えとして、長期的な視点から『感染症に強い学校』の定着を図る」ことを目的に、感染症対策の専門家から対策のアドバイスをいただく事業です。
感染症対策の専門家として、札幌医科大学 医学部 感染制御・臨床検査医学講座 教授 髙橋 聡氏をはじめ、北海道庁の感染症対策課や北海道教育委員会の学校のコロナ対策チームの方々をお招きし、本校の感染対策についてのアドバイスや、新しい感染症対策についてご教示いただきました。
校内を回って感染対策の様子をみていただきましたが、「換気の仕方」や「手指消毒等の手立て」、「パーテーションを使用しての給食や授業」等、学校の対策について「これ以上はないぐらい良いです!」と言っていただけました。
今後も、いただいたアドバイスや学んだことを生かして、子どもたちがより、安全・安心に通える学校づくりを進めていきます。
重さをはかって表そう(3年 算数)
自作の天びんを使って、いろいろな文房具の重さを比べました。昨日は、文房具どうしを比べたところ、一番重い文房具は、コンパスとコンパスケースが同じくらいの重さでした。
今日は、赤いコイン型の積み木(通称「激辛クッキー」)を使って、枚数で重さを比べました。昨日、一番重いと思われたコンパスとコンパスケースは、どちらも激辛クッキー15枚分ということが分かりました。
次の時間は、1円玉を使って重さを調べる予定です。