鴛小ブログ
「手あらい名人になろう」(1年 学級活動)
養護教諭が1年生を対象に、手洗いについての学習をおこないました。「どこに汚れが残りやすいのか気づき、正しい手の洗い方を身に付け、毎日の生活にいかすことができる」ことをねらいとして授業を進めました。
「どんなときに手を洗うのか?」「手が汚れているとどうなるだろう?」を考え、発表しました。その後、普段通りに手を洗ってもらうと、あまりきれいになっていないことがわかりました。正しい手の洗い方を学び、実践すると、きれいになることが確認できました。
給食指導と食育の授業(5年 学級活動)
栄養教諭の小笠原先生をお招きして、5年生の給食指導と食育の授業をおこないました。食育の授業では、1日に必要な野菜の量、野菜に含まれる栄養素の働きや重要性について学習しました。
淡色野菜230g、緑黄色野菜120g、合計350gが1日に必要な野菜の量(大人)だそうです。結構な量を食べなければならいないことがわかりました。野菜を加熱すると食べやすくなりますが、ビタミンCが少なくなることも学びました。
【給食指導】
【食育の授業】
校内授業研究 学校教育指導訪問(二次訪問)
北海道教育庁宗谷教育局 教育支援課長の千代隆志 様をお招きして、学校教育指導訪問と校内授業研究をおこないました。
午前中に全学級の授業を見て頂き、5時間目に2年生の国語「ないた赤鬼」の研究授業、放課後に研究協議をおこないました。
千代課長様からは、鴛泊小学校の教育活動や先生方・子どもたちの頑張りについて、高い評価を頂きました。また最後に、さらに授業力を向上させるポイントをご助言して頂きました。
お忙しい中、鴛泊小学校にお越し頂いて、先生方を激励して下さり、本当にありがとうございました。
保健室前廊下の掲示物
子どもたちが自分自身の健康や安全について興味・関心を持ち、自ら学ぶことができるように、養護教諭が掲示物を作成し、定期的に保健室前の廊下に掲示しています。
今回のテーマは、「心を大切に」。体調が悪い原因は、体なのか?心なのか?
もやもやした時はどうする?先生方のストレス解消法を紹介しています。
子どもたちには、心も体も、常に元気でいて欲しいと願っています。
マット運動(4年 体育)
4年生は、体育でマット運動をおこなっています。前転、開脚前転、倒立前転、跳び前転、開脚後転、伸膝後転、側転、ロンダードなどの練習をした後、連続技に挑戦しました。
技と技のつなぎを綺麗に、なめらかにすることに気を付けながら練習をしました。マット運動が得意な児童も苦手な児童も意欲的に取り組んでいたのが印象的でした。
活動委員会
特別活動の「児童会活動」として活動委員会をおこなっています。「異年齢同士で協力し、学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて、計画を立て役割を分担し、協力して運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、特別活動の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」と、学習指導要領に記載されています。
本校でも4年生以上が、児童会書記局、放送委員会、文化委員会、保健体育委員会にわかれて活動を進めています。子どもたちのアイディアを実現させながら、より充実した学校生活になるように期待しています。
全校朝会と利尻高等学校 公開授業週間
【全校朝会】
1時間目が始まる前に全校朝会をおこないました。今日の全校朝会は、2学期の学級目標の中間総括を発表しました。各学年の代表者がステージに上り、学習面と生活面の目標の成果と課題を発表し、残り2か月で課題が改善できるように手立てを発表しました。
2学期終業式まで、全員が健康でみんな仲良く過ごして欲しいと思います。
【利尻高等学校 公開授業週間】
全校朝会終了後、利尻高校へ行ってきました。今日から11日(金)まで公開授業週間をおこなっています。
高校の授業を参観するのは実に4~5年ぶりで、利尻高校の授業を参観するのは初めてでした。どの学年・クラスも熱心に指導されている先生方と、集中して授業にのぞんている高校生の皆さんがとても印象的でした。
公開授業週間を機会に、保護者や地域の皆さんも利尻高校の授業を参観してみてはいかがですか。
相座 豊先生 教育講演会(利尻富士町PTA連合会)
とても感動的な講演会でした。相座先生のやわらかくて優しい口調。どんどん話の中に引き込まれていきました。気が付くと時間を忘れ、感動して目頭が熱くなりました。まわりには、涙を拭う方もいました。
『「人育ち」を応援する~まちがえても、叱られても大丈夫~』を演題に、自己紹介、中頓別町の紹介、私たちが過ごした昔の時代・現在・未来の社会情勢の違い、昔の授業内容とこれから求められる授業内容、中頓別町認定こども園での幼児の様子、ご自身の子育てについて、息子さんとおじいさんとのエピソード等をお話しされました。
「命令は思考停止をさせるので、子どもと一緒に考えあう姿勢が大事。」「選択肢を増やすために多様な経験をさせる。」「ゆっくり大きくなりなさい。」が、印象的な言葉でした。
もっと聞きたい!また聞きたい!そんな素晴らしい講演会でした。相座先生、本当にありがとうございました。参加された皆さん、明日からも共に力を合わせて子どもたちのために取り組んでいきましょう。
クラブ活動
特別活動には「学級活動」、「児童会活動」、「クラブ活動」、「学校行事」があります。学習指導要領では、クラブ活動の目標として「異年齢の児童同士で協力し、共通の興味・関心を追求する集団活動の計画を立てて運営することに自主的、実践的に取り組むことを通して、個性の伸長を図りながら、特別活動の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。」となっています。
本校では、①集団の一員として協力し、よりよいクラブづくりに参画しようとする自主的・実践的な態度を育てる。②活動に興味を持ち、個性の伸長を図る。の2つをねらいとして実施しています。
4年生以上を対象にアンケートをとり、『スポーツ』『イラスト・まんが』『室内ゲーム』『ものづくり』の4つのクラブ活動をおこなうことになりました。それぞれ、楽しみながら活動をおこなっていました。
開校記念日
明治22年(1889年)11月3日、利尻小学校鴛泊分校として本校が開校しました。今日で133歳(133周年)になりました。
私が今までに赴任した学校(中学校ですが…)の開校記念日は、すべて5月でした。11月に開校記念日であることの斬新さと「文化の日」と「開校記念日」が同じ日なので、休日が1日少ないことに対して残念さを感じることもあります。
11月3日は、もともと明治天皇誕生日にあたり、当時から祝日だったようです。その後、第二次世界大戦等を経て、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」という「文化の日」となりました。「文化の日」には「再び戦争を起こさない平和な世の中にしよう」という意図が込められたものだとも言われています。
鴛泊小学校の開校にご尽力をされた先人の方々、明治・大正・昭和・平成・令和の133年間に鴛泊小学校の教育に携わった皆様に敬意を表します。そして明日からの教育活動にしっかり取り組んでいこうとあらためて決意しました。
【大正3年頃の校舎(写真の説明より)】
明治時代の数回にわたる増築により、当時の校舎は、新旧年代の異なる建築の複雑な様相を現していた。
この時代、在学する児童生徒数は、尋常科だけで二百六十三名に達していたが、実際に就学していた児童は二百二十名であった。
高等科は、三ヶ年が制度化されていて、就学する生徒も年々向上し、児童数に近づいていた。(欠席する生徒多し)
この年、第一次世界大戦がはじまり、一時的な好況に続く世界不況のため、校舎は勿論のこと、教具、児童生徒のようすを見ても新しいものが見られなかったが、国語、算数、体育など基本をしっかり学んでいた時代であった。