鴛小ブログ
第2回 鴛泊区学校運営協議会(コミュニティスクール・CS)
11月2日(木)18:30から りぷらを会場に、今年度2回目の鴛泊地区学校運営協議会が開催されました。
鴛泊小学校と鴛泊中学校から前期の教育活動の報告と後期に向けての説明がありました。どちらの学校も学校評価の結果をもとに後期の教育活動の改善点が出されました。特に本校は「家庭学習」が課題であるので、「家庭学習ステップアップ週間」の取組みや「家庭学習ステップアップ通信」を発行し、改善策について理解を深めていただきました。
また鴛泊小学校では、地域の教育資源・人材をたくさん活用しているので、お礼と今後の協力のお願いをしました。
「今どきの子ども理解と子育て」~みんなで学んだ町P連主催 教育講演会~
11月1日(水)18:00から りぷらを会場に利尻富士町PTA連合会研究大会「教育講演会」が開催されました。平日の夜にも関わらず、50名を超える保護者・教育関係者が集まり、子育てについて学びを深めました。
講師は、名寄市立大学 社会保育学科非常勤講師である河野和枝さんをお招きして、演題「今どきの子ども理解と子育て~子どもとどう向き合えば良いのか~」をご講演して頂きました。
コロナ禍を経て、子どもたちを取り巻く環境はどのように変化し、どのような状況下に身を置いているのか?親・家庭環境は、今どきの子どもを抱えてどのような苦労や大変さを抱えているのか?などなど、具体的なお話をして頂きました。「ナナメの関係」と「子育ち・親育ち・地域育ち」が大切であり、最後には希望と勇気、元気を頂いて講演会が終了しました。
いじめ、不登校、反抗期、無反抗期は、決して特別な事例ではありません。今の時代、いつでも、どの子でもなりうる事例です。万が一に備えて、知識をアップデートすることができました。
保体委員会主催 ○✕クイズ
中休みの時間を活用して、保体委員会が、運動・健康・食事に関する〇✕クイズをおこないました。
「歩くことは健康に良い」(〇)、「有酸素運動は1日1時間以上やると良い」(✕)、「0カロリーの食べものは、いくら食べても0カロリーである」(✕)など、全部で9問、出題されました。
問題がよく調べられていて、知的好奇心を満たす素晴らしい問題を出題したと感心しています。これからも全校児童が充実した学校生活を過ごせるように、保体委員会に限らず、各委員会の活躍に期待してます。
小高連携~利尻高等学校 商業フェア~
10月28日(土)りぷらを会場に鴛泊地区で利尻高等学校商業科の販売実習「商業フェア」が開催されました。
鴛泊小学校から3名の児童が販売のお手伝いに参加しました。商業科のお兄さん、お姉さんと協力しながら、お客さんの呼び込みや商品の説明をおこなっていました。
小学生と高校生が共同で取り組む姿を見て、地域に根ざした利尻高校であることを実感しました。
利尻高等学校の商業科は、公立高等学校配置計画により、令和6年度より入学者の募集が停止となります。商業科全学年で開催できる「商業フェア」は、今年で最後となりました。
利尻高校商業科の皆さん、素晴らしい接客をありがとうございました。
学校運営協議会 会長 辰己富雄さんよる絵画指導(4年)
4年生の図工で、校舎の外観を描く授業をおこないます。地域の人材活用として、学校運営協議会(コミュニティスクール)会長の辰己富雄さんを講師にお招きしました。
はじめに、立体的に描くポイントを教えて頂きました。次にタブレットを活用して、校舎の写真を撮り、構図を決めました。中心点を意識しながら実際に画用紙に下書きを始めました。
辰己さんには、今日を含めて4回、学校に来て絵画指導をして頂きます。お忙しいとは存じますが、子どもたちのためにご協力をどうぞよろしくお願い致します。
児童会による「あいさつ運動」
後期児童会書記局が「あいさつ運動」に取組んでいます。「全員あいさつができて楽しい学校にする」ことを目的としてます。
朝、書記局のメンバーが玄関に立ち、自らあいさつをしながら全校児童のあいさつの状況を点検しています。「はじめは元気にあいさつができなかった人もだんだん元気にあいさつができるようになってきた。」と、反省交流の中で確認がされました。
あいさつ運動は、今週と来週の2週間、実施する予定です。
家庭学習ステップアップ週間
「家庭学習って、何をどうやったらいいのかわからない…」と、いう子どもたちと「もっとたくさん宿題を出してください!」と、要望される保護者の方々。
学年が上がるにつれて、宿題(学校から出される強制的に学習するもの)から家庭学習(自分自身で自主的に判断して学習するもの)の時間・量が増えていくことが理想的です。中学校や高校に進学しても必要な習慣であり、大切な能力です。
学校評価アンケートにおいて、いつも保護者の評価が低い項目が「家庭学習」です。この結果を受けて鴛小では、全校一斉に「家庭学習ステップアップ週間」を開催しました。
ねらいは「児童同士の家庭学習を交流することで、自分自身の家庭学習の参考にする。」「激励されることで、家庭学習の意欲を高める。」の2点です。子どもたちが全校児童の取組みを見て、参考にしたり、頑張ったことや真似してみたいことを付箋に書いて相互激励をしたりする中で、自分自身の家庭学習のレベルアップを図ってくれると期待してます。
租税教室(6年)
利尻富士町 税務こくほ係 谷村双葉様と大和田新平様をお招きして、6年生の租税教室をおこないました。
「税金や税金の種類について」、「税金がなくなったらどうなるか」、「税金のルールは誰が決めるのか」をクイズ形式やアニメを見て教えて頂きました。
また、1億円紙幣のレプリカを用意して頂き、その重さ(10kg)を実際に体感しました。私もレプリカを持たせてもらいましたが、何とも言えない重厚感を感じました。
本日はお忙しい中にもかかわらず、6年生に授業をして下さり、誠にありがとうございました。
自分を大事にするコミュニケーション方法(3・4年)~スクールカウンセラーによる授業~
3・4年生を対象にスクールカウンセラーの西郷先生が授業をおこないました。コミュニケーションには4つのタイプがあります。
1 我慢する。(受け身)
2 相手を強く攻める。(攻撃的)
3 相手にそれとなくわかってもらおうとする。(操作型)
4 自分も相手も尊重する(アサーティブ)
自分を大事にするコミュニケーションの方法を『アサーション(主張する)』と、言うそうです。アサーションで大切なことは、
①自分の気持ちを大切にする。
②他人の気持ちも大切にする。
③勇気をもって相手に丁寧に伝える。の3点です。
子どもたちが、コミュニケーション能力を高めるきっかけになればと考えています。
ヒラメの放流
4年生が総合的な学習の時間に取組んでいた「ヒラメの飼育」、10月18日(水)に鴛泊の海へ稚魚を放流しました。子どもたちは、別れを惜しみながらヒラメを放流しました。
学習発表会で4年生は「ヒラメの飼育」についても発表しましたが、稚魚は大きなもので10cm以上に育ちました。
今までお世話になった宗谷総合振興局 宗谷地区水産技術普及指導所利尻支所の皆様、産業振興課水産課水産振興係の皆様、利尻富士町産業振興課水産港政係の皆様、利尻漁業協同組合の皆様、本当にありがとうございました。